南座顔見世興行 千秋楽
京都南座顔見世興業、
千秋楽を見たさすが京都南座、
きもの美人を見ることが出来た。
なれた風情でクロっぽい無地紬に
白の塩瀬にハク押しの楕円の水玉、
米俵?縁起に因んだものかしら?
ソレと柳さん風の、熨斗目の着物にクロ地に金の織の帯、
メリハリのある着こなし、帯合わせが京都風
素敵でした。
決して若くないのに着物文化の中心地
着慣れた風情、着物の組み合わせ、とうてい及ばないカッコよさ
見事です。
四演目見たけど、玉三郎の出た演目が、流石の凄みでした。
貫禄と美しさ、間の取り方が絶妙
歌舞伎には詳しくないけれど、聞きしに優る素晴らしさ。
海老蔵とのコンビが見られなかったのは残念だけれども
ひょっとして仁左衛門とのコンビのほうが合っていたようです
昼の部が終わり、散歩がてら八坂神社まで歩いてる途中
フラッと立ち寄った呉服屋さん”村田”
素晴らしい人形に出会った
聞けば洋画家、安井曽太郎氏の奥様が作ったものとか・・
流石美意識の高い作り手の人形というのがわかります。
2011-02-09 18:18